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「魂の成熟」を胸に3か国目の挑戦を目指す友近萌美選手のインタビュー

2018/12/17

話を聞いていて、鳥肌が立った。

決して順風満帆とは言い難い彼女のサッカーキャリア。
一枚のチラシが彼女の人生を動かしたといっても過言ではない。

ひたむきに自分と向き合って着実に自らの夢を叶えている友近選手。

今回は新たな船出を目前に控えている友近選手に話を伺いました。

(記事:石川奈那美)

友近萌美(ともちか めいみ)選手。1992年生まれ。聖和学園高校を経て、大学へ入学。大学を2年で退学し、アメリカの大学に編入。アメリカで4年間半サッカーをしながら、大学生・大学院生の生活を送り、後に2年間フランスへ挑戦。現在もさらなる高みを求めてKリーグ(韓国)への挑戦を控えている。

 

 

サッカーをやろうと思ったきっかけは?

兄がサッカーをやっていたのがきっかけです。
小学生の頃は男子チームで混ざってサッカーをしていました。

 

小学生から男子とプレーをしていて、中学から女子クラブチームに行くことにやりやすさを感じたり、抵抗を感じたりすることはありましたか?

どちらもありました。
当時の自分にサッカーを続ける方法は女子チーム所属する選択肢しかありませんでした。

女子クラブは男子に比べたら数が少ないし、多少の抵抗はありましたけど、この分岐点で私はサッカーを続けたい、サッカーが好きだと再確認することができました。

なので、中学時代に自分が住んでいた区の選抜で仲良かった子が女子クラブチームに行くって言っていたので、自分もそのクラブでサッカーをすることを決めました。

 

大学2年で退学しようとしたのは?

大学での2年間、戦術や監督の指導に慣れることが出来ずに悩み続け、サッカーを辞めることを本気で考えていました。

その時に、たまたま大学に配られていたBridge(女子サッカー斡旋会社)のアメリカ女子サッカーツアーのチラシを見つけました。

そのツアーが春休みの3月にあって、直感でチラシを見た時に

「アメリカに行ったら自分の中で何かが変わるかもしれない」

と感じて、ツアーに参加をしました。

12日間のツアー参加中に現地の大学生との練習試合が5試合ありました。
その練習試合をした学校の中の1校から声をかけて頂きました。

頂いたオファーに対し、正直様々な想いがありました。

けれど、「このチャンスを逃したら一生後悔する」と感じた事、また、「自分の事を信じてくれた人からの後押し」これらがあって、大学を辞めてアメリカの大学に編入をするという決意に至りました。

 

急遽アメリカ行きを決意して、語学の心配はなかったですか?

自分が馬鹿なんで、、、(笑)語学がどうこうとかは全く考えずに勢いでアメリカ行きました(笑)

あとは、ツアーに行った時は楽しかったし、なんとかなるって本気で思ってましたね!

とは言いつつも、やっぱりある程度の覚悟はありました。
それは、自分の性格が自分で決めた事は途中では絶対に諦めないという性格だと把握していたからです。

もちろん語学が壁になって、生活が簡単じゃないことも分かってたんですけど、その心配以上になんかワクワクしたんですよね!!これから始まることに対してもだけど、本当に全てにおいて!

自分の知らないことに対しての好奇心で本当にワクワクが止まらなくなりました!
だから語学どうしようとかそこまで逆に気が回らなかったです。

 

語学の勉強方法は?

語学に関しては苦労しました。

勉強方法は人それぞれの脳の作りや得意不得意があるから一概には言えないですけど、話せる、話せない関係なく自分からコミュニケーションを取りに行けるかが鍵になると思います。

リスニングは日本人は小学生の頃から英語を授業で聞いてるから、2・3ヶ月で慣れると思います。

あとは、現地で彼氏か彼女を作るのが語学習得は早いと思います!
常に英語でコミュニケーションを取らないといけないですし、自分も話したいという気持ちがある上で接するので話す能力は上がりやすいと思います。

 

アメリカの大学でのスポーツ環境の様子を教えてください

アメリカの女子サッカーは普及されてます。
アメリカの大学はスポーツに力をいれている為、環境が充実していて、選手兼学生を両立させる為に奨学金制度など金銭面でも整っています。

 

アメリカの大学事情はどんな感じですか?

アメリカの奨学金は返金制度がありません。
自分もこの奨学金があったからアメリカの大学に4年間通って、サッカーをプレーしながら心理学を学ぶことができました。

日本やアメリカ関係なく、勉強をすることで身に付けた知識はいずれ自分の視野を広げてくれますし、この先の選択肢の幅も広げてくれます。

私は大学卒業後もサッカーを練習しながら半年間大学院生として過ごして、フランスにサッカー選手として挑戦をしに行きました。

 

アメリカでプロになる道もある中で何でフランスに挑戦しようと思ったのですか?

小さい頃からヨーロッパでプレーするのが夢でした。

プレーするのはヨーロッパならどこでもよかったんですけど、自分の大学時代の親友がフランス人でその友達に 「萌美ならフランスでも通用するよ」 って言ってもらったのがきっかけで友達にチーム探しをするのを手伝って貰いながら、自分で複数のチームにサッカーの履歴書などを送りました。

そのクラブ中から、何とか1件返事をくれたチームに練習参加をして、契約を結ぶところまで辿り着くことが出来ました。

 

フランスではサッカーだけで生活していたんですか?

サッカーをやりながら仕事をしていました。
フランスではサッカーだけで生活ができるプロのチームが少なくて、基本的には1部のチームでも仕事をしながらサッカーをしている選手が多いです。

日本と違うのは勝利給があったり、試合に出たら給料がプラスで貰えたりすることだと思います。

ただ、ビザ関係は苦労しました。最初の3ヶ月はビザなしで、チームがビザを手配してくれる話だったんですけど、結局何も進まず、、、、
その期間、私は何も出来なくて、日本に帰らざるを得ない状況になってしまいました。

帰国した時に、フランスはワーホリでビザが取れることを知って、自分でビザを取って再びフランスに行きました。 ワーホリの期間中は寿司屋で働いていました。

 

ヨーロッパでプレーする夢を叶え、次は韓国に挑戦しようと思ったきっかけはなんですか?

フランスで1シーズン終わった時に、自分が所属していたチームのサッカーが嫌になってしまって、どうしようか考えていました。

そこで、シーズン最後の試合で負けてしまった相手チームにトライアウトに参加して移籍をしました。そこでも後にビザ問題とか色々発生して、、、なかなか思うような時間を過ごせていないところで怪我をしてしまいました。

怪我を治してる間にビザが切れてしまいそうだったので、だったら日本で治療しよう!と決意して日本に帰って日本で治療に専念していました。

海外サッカーに挑戦したいという気持ちは常に自分の中にあるので、帰国してからも海外クラブを探していました。そして最近、友人の紹介で韓国のクラブに精通している方に出会いました。
今現在で話をさせて頂いているクラブはビザとか給料とかを考えると現実的ですし、何より韓国のリーグはプロフェッショナルで、生活面でも条件がとても良いと感じたので韓国に挑戦をしに行こうと考えています。

 

色々な出来事の中で楽しいこともあったし、辛いこともあったと思います。その中でも海外に挑戦してよかったって思う理由とかありますか?

全部じゃないですかね。辛いこと、楽しいこと全てを含めて海外に行かなかったら経験できなかったことばかりですし、もちろん大変な思いも嫌な思いも沢山したけど、全部が結局は自分のためになっています。

だから、いい経験、悪い経験として考えるより自分の人生の通過点として捉えてここまでの経験全てが海外に挑戦してよかったと思います。

あと、サッカーのレベルを上げれるだけでなく、自分の人間としての質を上げれることだと思います。

私はこれからも人間としての質を高めていきたいです。

 

男性に比べて女性は第一線を退くのが早かったり、サッカーだけで生活が厳しい分様々な事に取り組んでる選手が多いと思います。その中で友近選手はどのような将来像をお持ちですか?

正直自分もそこはぶつかってて、まだ模索の段階です。

もちろん女子のスポーツは、プロの環境や競技に打ち込む環境が男子に比べて圧倒的に質が低いから、どうしてもサッカー以外の生きていく上での道も見つけなければという気持ちは強く持っていると思います。

そう言った意味で女子の選手の方が男子に比べて引退後を考えて行動したり、スポーツ以外の分野にも意識を持って行動する傾向が高いと思います。

自分の場合は自分のやることの全てが自分のやりたいことだったり、これ出来たらかっこいいなってことをやりたいことにしていたり、興味の赴くまま、ありのままでっていうスタイルだから特に将来こういう所で、こういう活躍をしたいという将来像を描くより、20代のうちに自分がやりたいことをひたすらやりたいと思っています。

だから、近いところの将来像だと今はサッカーで韓国に行く事。

その中で常に自分はサッカーを高いレベルでやることを目指しています。

高いレベルを目指してサッカーをやっていく中でも絶対に余った時間ができます。だから、このような余った時間にマネジメントの本を読んだり、パーソナルトレーナーとしての勉強や栄養学の勉強などをしていきます。
この知識を実際に将来使うのかと問われると、自分がその道に進む気はないですし、あまり使う場面はないかもしれません。

けど、人が社会に出た時は肩書きが大事だと思っています。

言い方はキレイじゃないかもしれないけど、興味を持たれる事もなかったら、チャンスなんてもらえる事はありません。

何事もないよりあった方がいいし、この肩書きで今後の自分の収入だったり、仕事や関わる人が変わったりするから、今自分が選手として活動している限りは空いている時間をうまく活用して、自分の引き出しの数を多く増やす為の作業に重きを置いています。

海外に行くことによって、本当に様々な人に会うし、見たくないことを見ざるを得ない環境になることもあるし、何しろ海外で生活を勝ち取ること自体が生半可なことではないです。

だから、生きていく為の方法を自分で見つけないといけないし、見つけられないなら「それで終わり」、帰国するしかないと思っています。

自分のやりたいことをやり続けるためには道を見つけないといけないという意識を常に持っていきたい。

 

帰国しようと思えばいつでもできる状況で、もっともっと!と上を目指し続けれる友近選手の原動力は?

挑戦を辞めたら、その先には何もない。

もちろん様々な事を経験して今でもサッカーを続けてるから、根本はサッカーが好きってところは原動力にあります。

あとはサッカーのプレイヤーとしての成長もだけど、人としての成長をしたいです。

もっと知らないものを知りたい。
井の中の蛙で終わりたくない。

先日、亡くなられた樹木希林さんのエッセイを読みました。
その中に「魂の成熟」っていう言葉があって、自分の原動力はこれに近い感覚があります。

自分の「人生」って言う中で、どれだけ成熟できるか。

これが1番の原動力になってます。

 

 海外に挑戦する人へのアドバイスをお願いします

失敗しても簡単には死なない。これに尽きます。

失敗を怖がる人もいると思うけど、自分たちが子供の頃は失敗してなんぼだったし、それが大人になったからって変わることではないから、失敗を恐れて何もしないよりも、進んで色んなことにチャレンジして、失敗したらそこから学んでっていう もっと軽い気持ちで、考え過ぎずに挑戦するべきだと思います。

何をやるにしてもできるかできないかじゃなくて、やるかやらないか。

周りがどうこうじゃなくて、自分が何をしたいのか。

いつでもワクワクする方を選べばいい。

 

▼友近選手インスタグラム▼
https://www.instagram.com/meimitomochika/
▼友近選手Facebook▼
https://www.facebook.com/profile.php?id=100003345755008

 

友近選手、貴重なお話を聞かせて頂きありがとうございました。

今度の活躍も心から楽しみにしています。

 

記事提供:スポーツ×女子コミュニティwith

withはスポーツに「やる・支える・観る」で関わっている、関わりたい女性の為のコミュニティです。スポーツの種目、年齢を問わずに現在約90人所属しています。是非、スポーツ界に新たな旋風を共に起こしましょう。
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